目次
iPadで
ノートを取ったり
絵を描いたりする人に
人気の「ペーパーライクフィルム」。
紙のような描き心地が魅力で、
特にApple Pencilユーザーから
高い評価を得ています。
でも僕は、3年以上iPadを使っている中で、
あえて一度もペーパーライクフィルムを使っていません。
その理由はシンプルで、
「わざわざ張り替えるほどの価値を感じないから」
です。
今回は、そんな僕の実体験も交えながら、
ガラスフィルムを使い続けている理由と、
ペーパーライクフィルムの気になる点をまとめてみました。
画面のきれいさを保ちたい
iPadの画面はRetinaディスプレイで、
映像や写真の発色が非常に美しいです。
ペーパーライクフィルムは表面がマット加工されていて、
どうしても映像が白っぽくなったり、
ぼやけた印象になってしまいます。
動画や写真、クリエイティブな作業をする上で、
この画質の低下は結構大きなマイナスポイントだと感じています。
MacBookのサブディスプレイとして使う人も同じで
MacBookとiPadの画面の違いが
ストレスになってしまう方も多いです。
ペン先の消耗が抑えられる
実はこれが一番大きな理由かもしれません。
僕はガラスフィルムを貼った状態で
3年間書き物用としてペンシルを使ってきましたが、
ペン先は一度も交換していません。
一方、ペーパーライクフィルムを使っている人の多くが、
1〜2か月でペン先を交換しているという声もあります。
ペン先は消耗品で、純正品は1本あたり200円ほど。
これが何本も必要になると、
年間で数千円の出費になります。
ペン先が長持ちするだけでも、
ガラスフィルムのコスパは圧倒的に高いと感じています。
指での操作がスムーズ
ペーパーライクフィルムは描くときの
摩擦を再現しているため、
表面がざらざらしています。
その影響で、指でスワイプしたり
スクロールしたりする時に
引っかかりを感じやすくなります。
普段からジェスチャー操作を使う人や、
ゲームやブラウジングもする人にとっては、
操作性の低下はストレスになるかもしれません。
描き心地は「慣れ」でカバーできる
最初のうちはガラスフィルムだと
滑りすぎると感じるかもしれません。
でも使っていくうちにその感覚にも自然と慣れてきます。
むしろスッと線が引けることで、
ラフやスケッチには向いていると感じるようになりました。
どうしても抵抗がある人は、
最初だけペーパーライクフィルムを
試してみるのも選択肢としてアリだと思います。
最初に紙っぽさを求めるならペーパーライクも選択肢
iPadをノート代わりに使いたい人や、
紙に近い感覚で書きたい人にとっては、
ペーパーライクフィルムを導入するのも良いと思います。
紙と似た書き味の安心感は、
特に初めてApple Pencilを使う人には
魅力的に映るかもしれません。
ただし長期的に見ると、
ペン先の消耗や画面の曇りなどが気になって、
結局ガラスフィルムに戻す人も少なくない印象です。
なので僕は
基本的にガラスフィルムで
着脱式のペーパーライクフィルムをガラスフィルムの上から
使うのがいいと思います。
(フィルム2枚分の購入金額にはなってしまうけど)
僕の結論:コスパよく使いたいならガラスフィルム一択
ペーパーライクフィルムには魅力もありますが、
僕は3年使ってみて、
描き心地・コスト・操作性のバランスを考えると、
ガラスフィルムの方が断然おすすめだと思っています。
無駄な出費を抑えつつ快適に使えるなら、
その分の資金を他のガジェットやアクセサリに回した方が、
iPadライフ全体として充実する。
これが僕なりの結論です。