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Macユーザーにとって定番の表計算アプリ「Numbers」。
デザインが美しく直感的に使える一方で、
請求書などのドキュメントをPDFとして書き出すと、
レイアウトがずれる、サイズが大きくなる、
余白が残るといったトラブルも起こりがちです。
この記事では、そうした問題を
一つずつ丁寧に解決する方法をまとめました。
請求書作成で悩んでいる方はぜひ参考にしてください!
✅ よくあるトラブルとその対処法
1. PDF出力時にレイアウトがずれる
✅ 原因
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ページ設定や印刷範囲が適切でない
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表や画像が印刷範囲外にある
💡 対処法
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「ファイル > プリント」でページサイズ・向き・倍率を確認
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「選択したセルを印刷」オプションを使う
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表(テーブル)内に内容を収めて、レイアウトを固定する
2. PDFのサイズが大きくなる(縦横に拡大される)
✅ 原因
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シート全体が印刷範囲になっている
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表の一部がページ外にはみ出している
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自動調整で拡大されている
💡 対処法
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プリントプレビューで倍率を「100%」または「ページに収める」に設定
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不要な空白行や画像を削除
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手動で印刷倍率を調整(例:90〜95%)
3. 自動調整すると下の余白が大きく残る
✅ 原因
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自動調整は全体を縮小するだけで、余白の詰め処理はされない
💡 対処法
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「倍率を手動で調整(例:95%など)」し、ぴったりフィットを目指す
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表の高さや内容を調整してページいっぱいに使う
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ページ設定から「余白の数値を小さくする」
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A4なら77ptにするとちょうどいい大きさ(1枚分)に!
4. PDFの上下余白を切り取りたい
💡 Mac標準「プレビュー」アプリでトリミングする方法:
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PDFを「プレビュー」で開く
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「マークアップツールバー」(鉛筆マーク)を表示
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選択ツールで必要範囲を選ぶ
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「ツール > 選択範囲を切り抜く」をクリック
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保存 or 名前をつけて保存
トリミング後は、下の無駄なスペースがなくなったスッキリしたPDFに!
✅ PDFの保存先はどこ?
Numbersファイル(.numbers)の保存先:
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通常は保存時に自分で選択(デスクトップ/書類/iCloud Driveなど)
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初期設定では「iCloud Drive > Numbers」になる場合も
わからなくなったらファインダーで
ファイル名を検索すればどこにあるかわかります!
PDF書き出し時の保存先:
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「ファイル > 書き出す > PDF」または
「ファイル > プリント > PDFとして保存」 -
いずれも保存先は自分で選択可能
保存先が分からない時は:
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Finderの「最近使った項目」から探す
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Spotlight検索でファイル名や拡張子(.pdf / .numbers)を検索
✅ まとめ:NumbersでのPDFトラブルを防ぐコツ
✏️ 実践者のひとことアドバイス
私自身は、印刷プレビューで倍率を77pt前後に調整し、
必要に応じてMacのプレビューアプリで
トリミングする方法を日常的に使っています。
これだけで、見た目がプロっぽく、
無駄な余白もなく、すっきりとしたPDFが作成できます。
Numbersでの請求書作成や書類出力に悩んでいる方は、
ぜひこの記事を参考にしてトラブルを解消してみてください!