ブログで収益化を目指す人が年々増えています。

副業としてブログを始める人もいれば、
自分の知識や経験を発信してファンを増やしたいという人もいます。

ただ、最初に必ずぶつかるのが「どのブログサービスで始めればいいのか?」という悩みです。

無料ブログ、有料ブログ、WordPress、note、アメブロ、はてなブログ……。

それぞれに特徴があり、稼ぎ方にも向き不向きがあります。

この記事では、ブログで本気で収益化を狙う人に向けて、
各ブログサービスの特徴やメリット・デメリット、そして目的別のおすすめを詳しく紹介していきます。


ブログで稼ぐ仕組みをまず理解しよう

どんなサービスを使うにしても、まずは「ブログでどうやってお金が発生するのか」を知ることが大切です。

ブログ収益化の代表的な方法は、次の4つです。

  1. アフィリエイト(成果報酬型広告)
  2. Googleアドセンス(クリック報酬型広告)
  3. 自分の商品やサービスの販売
  4. 企業案件・スポンサー収入

ブログで収益を上げる人の多くは、この中のいくつかを組み合わせています。

例えば、ガジェット系のブログならAmazonアソシエイトで商品を紹介しつつ、
記事内にGoogleアドセンス広告を設置して二重で収益を得る、という形ですね。

このように、どんな収益源をメインにしたいかによって、最適なブログサービスも変わってきます。


代表的なブログサービスの特徴を比較してみよう

では実際に、主要なブログサイトをいくつか比較してみましょう。

ここでは、代表的な5つのサービスを紹介します。

  • WordPress(ワードプレス)
  • note(ノート)
  • アメブロ(Amebaブログ)
  • はてなブログ
  • STORESやBASE(商品販売連携型ブログ)

それぞれに良さがあり、目的に応じて向き不向きが分かれます。


WordPress(ワードプレス)

収益化を本格的に狙うなら、間違いなくWordPressがおすすめです。

WordPressは、世界中で使われているブログ・サイト構築システムで、
自分でサーバーとドメインを用意してブログを運営するスタイルです。

自由度が高く、広告の制限もありません。

アフィリエイトもGoogleアドセンスも、
自分の好きなデザインや構成で掲載することができます。

さらにSEO(検索エンジン最適化)にも強く、
記事をしっかり作り込めばGoogle検索から安定的なアクセスを集めることができます。

ただし、デメリットもあります。
サーバー代・ドメイン代がかかるため、年間で1万円前後の維持費が必要です。

また、デザインや設定を自分で行う必要があるため、
最初は少し学習コストがかかります。

ですが、長期的に見れば一番自由で、収益を大きく伸ばしやすいのがWordPressです。

本気でブログを資産化したい人にはWordPress一択と言ってもいいでしょう。


note(ノート)

noteは、文章や写真、音声、動画などを発信できるプラットフォームです。

近年はクリエイター向けの収益化手段として人気が高く、
有料記事を販売できる点が特徴です。

「1記事500円で販売」といった形式で、読者が購入するとそのまま収益になります。

また、読者との距離が近く、ファンを増やしながら発信を続けたい人に向いています。

デザインの自由度は低く、アフィリエイト広告やアドセンスを設置することはできません。

その代わり、コンテンツ自体を“商品化”できるのがnoteの魅力です。

文章力や専門性を活かして、「読みたい」と思ってもらえる記事を書ける人には最適な場所です。


アメブロ(Amebaブログ)

アメブロは、昔からある人気ブログサービスで、今でも利用者数が非常に多いです。

芸能人やインフルエンサーも多く、SNS的なつながりを持ちながら発信できるのが特徴です。

収益化に関しては、以前は制限が多かったのですが、現在はアフィリエイトリンクの掲載も許可されています。

ただし、デザインの自由度が低く、Googleアドセンスは使えません。

アメブロで稼ぐ場合は、Ameba Pickというアフィリエイト機能や、
自分のサービス・商品への導線をうまく使う必要があります。

初心者でも始めやすいですが、本格的に収益化を狙うなら少し物足りない面もあります。


はてなブログ

はてなブログは、文章を書くのが好きな人に向いているブログサービスです。

無料でも使いやすく、デザインもシンプルで整っています。

有料版(はてなブログPro)にすれば独自ドメインを使うこともでき、
Googleアドセンスやアフィリエイトも自由に掲載できます。

SEO面でも比較的強く、検索流入を狙うことも可能です。

ただし、WordPressのように完全に自由というわけではなく、カスタマイズには制限があります。

はてなブログは、初心者が「収益化の練習をしたい」場合に向いているサービスです。


STORESやBASE(販売型ブログ)

ブログで収益を上げる方法は広告だけではありません。

自分の商品やデジタルコンテンツを販売するタイプのブログも増えています。

STORESやBASEはネットショップ構築サービスですが、
ブログ的に記事を書いて集客し、自分の商品を販売することができます。

例えば、Canvaのテンプレート、写真素材、ノート、電子書籍などを販売している人も多いです。

文章でファンを集め、その先で商品を販売するという形ですね。

「ものづくりやデザインが得意」という人には、この販売型ブログもおすすめです。


初心者におすすめなのは?

ブログをこれから始めたい初心者の方にとっては、「まずどこで始めるべきか」が一番の迷いどころですよね。

結論から言うと、最初の目的が“練習”や“発信の習慣化”であれば、はてなブログやアメブロ。
将来的にしっかり収益化を狙うなら、最初からWordPress。
この2つのどちらかをおすすめします。

はてなブログやアメブロは登録してすぐに始められるうえに、記事を書くまでの手順がとてもシンプルです。
「まずは記事を書くことに慣れる」という意味では最適です。

一方で、収益化を前提に長く運営したい人はWordPressを選んだ方が将来的に効率的です。
最初は難しく感じますが、慣れると自分の家を建てるような感覚で自由に運営できます。

noteも初心者にはおすすめです。
文章中心の発信が好きで、広告を使わずに「有料記事」で収益を出したい人にはぴったりです。

つまり、
「気軽に始めたいならアメブロ・はてなブログ」、
「本格的にやりたいならWordPress」、
「文章で稼ぎたいならnote」
この3つが初心者にとって最も始めやすい選択肢です。


目的別おすすめブログサービス

目的 おすすめサービス
本格的に収益化したい WordPress
自分の知識を販売したい note
趣味で発信したい・SNS的に使いたい アメブロ
無料で練習したい はてなブログ
自分の商品を売りたい BASE・STORES

まとめ

ブログで収益化を目指すなら、「どのサイトを使うか」はとても大事です。

本格的に稼ぎたいならWordPress。
文章を商品にしたいならnote。
気軽に始めたいならアメブロやはてなブログ。
自分の作ったものを販売したいならBASEやSTORES。

最初の一歩は小さくても、正しい方向で続けていけば、ブログは立派な資産になります。

自分の好きなことを発信して、それがお金になる。
そんな理想の形を目指して、今日から一歩踏み出してみましょう。

 

投稿者 KokiSasamoto

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